アンリ・ルソー
HENRI ROUSSEAU


「眠れるジプシー女」


1844年フランス北西部のラバルに生まれる。パリの入市税関に勤めながら遅くに独学で絵を始め、ジェロームなどのアカデミズム絵本を手本として描く。1886年以降、おもにアンデパンダン展に出品するが、ジャーナリズムから嘲笑される。
終始一貫して、身近な風景や人物を題材としたが、1905年頃から10年かけ、パリの植物園などで触発されたイメージをもとに架空の熱帯林を描いた。「素朴画家」のなかで抜群の存在。1910年パリにて死去。             




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