藤田 嗣治
Ysuguharu Fujita


「目覚まし時計のある静物」


1886年 東京に生まれる。1913年 26歳の時、留学生としてパリに渡る。ナイーブな心の世界を表現するにふさわしい 新しい油彩画技法による彼の作品は、1920年代パリで受け入れられ、サロン・ドトンヌ、サロン・デ・ザンデパンダンなどの サロンでは目立つ存在となり名声を得る。 1931年 アメリカ。メキシコ等を旅行し帰国する。藤田は日本各地で大画面を描き始め、 1937年に秋田で制作した長さ20メートルに及ぶ大壁画、秋田中行事 太平山三吉神社祭礼の図は有名。1955年 フランス国籍を取得、1959年 カトリックに改宗し、名前もレオナールフジタに改めた。 この頃からカトリック的主題の絵画を描くようになる。1968年入院先のスイスにて没。

                
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