===【危険度の高いウイルス】 ============================================ 名称:W32.HLLW.Mankx@mm(マンクス) 別名:W32/Palyh@MM、WORM_PALYH.A、パリィ 発見日: 2003年5月18日 (米国時間) 危険度:3 2003年5月18日 (米国時間) 感染経路:電子メール、ネットワーク共有 ……………………………………………………………………………………………… ◇◇【目に見える特徴】 ……………………………………………………………………………………………… ■電子メールの送信者は、マイクロソフトを装ったニセのアドレスです。 送信者名:「support@microsoft.com」 ■電子メールには、添付ファイルが付いて届きます。 添付ファイルは、クリックして開かないで下さい ■電子メールのタイトルは、英語の表記になっており、タイトル、添付ファイル の名前は、複数のパターンがあり一定ではありません。 ■添付ファイルを実行し、感染してしまった場合、「msccn32.exe」というファイ ルが、パソコン上の特定の場所に作成されます。 ・Windowsフォルダ内 Windows?All Users?Start Menu?Programs?StartUp ・Documents and Settingsフォルダ内 All Users?Start Menu?Programs?Startup ※ネットワーク(ファイル共有)を介しても感染しますので、メールを受け取って いなくても、感染する場合がありますのでご注意ください。 ……………………………………………………………………………………………… ◇◇【ウイルスの特徴や感染によるパソコンへのダメージは?】 ……………………………………………………………………………………………… ■あなたのパソコン内にある電子メールアドレスに対して、ウイルス感染メール を、ウイルス自身が自動的に大量送信してしまいます。 ■電子メール以外にファイル共有を利用し、ネットワーク経由で感染を広げます。 ■このワームは2003年5月31日に活動を停止するように設計されており、感染活 動を行うのは、2003年5月31日までです。 ……………………………………………………………………………………………… ◇◇【パソコンへのダメージ以外にどんな被害が起きるか】 ……………………………………………………………………………………………… ■あなたのパソコン内の電子メールアドレスに、自動的にウイルス感染メール を返信してしまいますので、知人や取引先などあなたと関係のある人達へ被 害を広め、あなた自身も加害者になってしまいます。 ■ファイル共有経由で知らないうちに感染していることがあり、メールだけを見 て安全だと思い、知らない間に感染を広めることがあります。 ■万が一感染してしまった場合は、即座にパソコンをネットワークから切り離し (モデムやネットワークケーブルなどを外す)てください。 ウイルス対策ソフトが起動しない場合は、ウイルスに感染していないパソコンで、 駆除方法を調べ、適切な駆除作業を行ってください。 ↓↓↓【緊急時の対処方法】↓↓↓ https://j-square.symantec.com/useful/ |