新種ウィルス「W32/Fbound」

3月13日頃から、「patch.exe」という名称の添付ファイルでメールを
媒介として感染を広げるウイルス(ワーム)が確認されています。
このウイルスの特徴は、日本語のSubject(件名)を持っていると
いう点です。
下記のようなメールを受け取った場合は、添付ファイルを決して
開くことなく、そのメールを削除してください。

また、ウイルス対策ソフトをお使いの場合、定義ファイルを最新の
ものに更新していないと発見できないことがありますので
ご注意ください。

「patch.exe」という名称の添付ファイルを媒介に感染を拡大します。

送信元のメールアドレスが .jp ドメインであった場合、
Subject(件名)が下記のような日本語になります。

 「IMPORTANT」
 「重要」
 「重要なお知らせ」
 「例の件」
 「お久しぶりです」
 「こんにちは」
 「極秘」
 「資料」
 「蛙」
 「ウャR」
 「うんこ」

※「patch.exe」というファイルが添付されています。
※メールの本文には何も書かれていません。

もし、間違って添付ファイルを実行してしまうと、Windowsの
アドレス帳の登録アドレス宛に、自身のコピーをメール送信します。

尚、このウイルスは32ビットのWindows環境で動作します。

(Macintoshには感染しません)


■万が一、感染してしまった場合

このウイルスはパソコンにインストールされるタイプのものでは
ありません。そのため、受信または実行してしまった場合、
メールまたは添付ファイル削除するだけで問題ありません。

このウイルスに関する情報は下記のウェッブサイトをご利用ください。

○IPAセキュリティセンター
  http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/fbound.html

○McAfeeウイルス百科事典
 http://www.nai.com/japan/virusinfo/fbound.asp

○トレンドマイクロ社
  http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_FBOUND.B

○シマンテック社
  http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w32.dotjaypee%40mm.html


Home Back